2005年 4月某日
同じサッカーチームである中山ダイスケさんに4月中旬から
始まる展覧会に関してのインタビューを彼のアトリエで聞きました。


M どうですか、今回の展覧会は?

D 2003年の作品と最近の作品が混ざった感じの展覧会になります。
自分でも混ざったらどうなるか楽しみです。
日々、一生懸命幸せな絵を描こうとしているんだけど
なかなか幸せな絵が描けなくて落ち込んでいます・・・

M それはどうしてなの?

D 現実が凄すぎて、絵を描きながら時々ニュースを見たりするけど
ニュースの方が強烈だったりするから・・。そう、だからもうちょっと
人間臭く、自分も絵を描こうとあまり意識しないで、素直に描いてみたいな
と、思うんです。その結果が暗い絵ならしょうがないかなって・・わははは

M 今回これは特に注目して観て欲しいことはありますか。

D 特に注目して観て欲しいということはないけれど
でもなんでこんな世の中で絵を描いているかっていうことを
ちょっとでも感じてもらえたらなあと、思ってます。
絵じゃなきゃ描けない事を描きたいなと、思ってます。
でも、なかなか現実に起きている事と、自分が描いている世界を
比較するとそんなに現実とかけ離れていないということが
悩みですね・・・。

M 最後に一言どうぞ!

D ハイクの家具が好きな人に観てもらいたいです。
須摩くんとは趣味も合うし、好きなことが似ているしね。
僕も須摩くんの買い付けてくる家具が大好きで
アトリエにも須摩君のところで頂いた家具がいくつかあるんですけど
やっぱりハイクのセレクションの好きな人に、家具だけじゃなくて
アートも観てもらいたいなあって思います。

普段はインタビューなんてする間柄ではないので少し恥ずかしい想いもあって
たった2分でインタビューは終了してしまいました。(美術評論は出来ません・・)
詳しくは実際に展覧会まで脚を運ばれて彼の想いを作品から感じ取って下さい。

ハイク 須摩 光央


余談・・・
その日はとっても天気が良くてボォォォと4時間ぐらいアトリエで
まったりと本を読んだり、雑談したり、彼の作品を眺めたりしてました。
ハイクのアトリエも良いですが、ここのアトリエも彼自身のキャラクターが
反映されていて・・・そう雑然とした中での整然さがとても好きです。
個性のある空間作り・・・それは個人がどれだけの趣味趣向性を持っているかに
関わってくると思います。家具だけ設置するのではなく、自分の絵、写真を飾ったり、
アート作品を購入したり、雑誌を切り抜いたり、粘土、木でオブジェを作ったり、
何でもありなのです。大事なのは自分自身でそれを選択する行為だと思います。
その1つ1つが自分の内面を反映する結果となり、空間を自分自身のモノに
作り上げていくことだと。
中山ダイスケ略歴

現代美術家、画家。1968年生まれ。武蔵の美術大学中退後、武器をモチーフにした過激なインスタレーション、手法にとらわれない斬新な表現力が国内外からの注目を集める。97年より6年間ロックフェラー財団などからの奨学金を得てNYに滞在、NYを中心にヨーロッパ等での展覧会が話題となり、98年台北(台湾)、00年光州(韓国)、リヨン(フランス)ビエンナーレ日本代表作家に選出される。クラウディア・ヒルNYコレクション、ALMONDの東京コレクション演出監督、舞台美術デザイン、店鋪のアートディレクションなど、近年は様々なジャンルとのコラボレーションも手掛ける。02年より東京で活動。
主なグループ展
1995
1996
1997

1998





2000





2001



2002



2004
「Methods of Dance」レントゲン藝術研究所(東京)
「STARTS」スタジオ食堂(東京)
「Discord sobotage of realities」
クンストハウス(ハンブルク、ドイツ)
「Pop Surrealism」オルドリッチ美術館
(リッジフィールド、コネチカット)
台北ビエンナーレ「Site of Desire」
台北市立美術館(台北)
「なぜ、これがアートなの?」
水戸芸術現代美術センター(茨城)
光州ビエンナーレ2000「人+間」(光州、韓国)
リヨン・ビエンナーレ2000「exoticism」
(リヨン、フランス)
「New Media New Face/New York」NTT ICC(東京)
「佐賀町2000ー希望の光」
佐賀町エキジビット・スペース(東京)
「小沢剛★中山ダイスケ クロスカウンター」
川崎市岡本太郎美術館(神奈川)
「sport」クンストハーレ・ニュールンベルグ
(ニュールンベルグ、ドイツ)
「TRACES,IMPRINTS AND TALES」
ケラバ市立美術館(ケラバ、フィンランド)
「現代美術への視点ー連続と侵犯」
東京国立近代美術館(東京)、国立国際美術館(大阪)
VOCA展2004「現代美術の展望ー新しい平面の
作家たち」上野の森美術館(東京)
「AKIMAHEN!」コレクション・ランベール
(アビニョン、フランス)
「DIVINE HEROES」マイノリテン ギャラリー
(グラーツ、オーストリア)
主な受賞歴等
1997


1998


2000
2004
アジアン・カルチャラル・カウンシルよりブランシェット・ロックフェラー・スカラシップを得て、インターナショナル・スタジオ・プログラム(ニューヨーク)に参加。
第一回岡本太郎記念現代芸術大賞 準大賞受賞
ポーラ美術振興財団在外研修助成を得て、ニューヨークに滞在。
文化庁在外研修員としてニューヨークにて研修。
VOCA展2004「現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」佳作賞受賞
主な個展
1996
1997
1998

1999

2000
2002
2003
2004

「DELICATE」ギャラリーQ(東京)
「HUG」レントゲンクンストラウム(東京)
「Under the Table」
ダイチ・プロジェクツ(ニューヨーク)
「NITE TO KNOW YOU」
レア・ニューヨーク(ニューヨーク)
「FULL CONTACT」アイゲン・アート(ベルリン)
「FULL CONTACT」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)
「drawing 2002」アートコクーン(東京)
「landscape」児玉画廊(大阪)
「Doze」児玉画廊(東京)

主なパブリックコレクション

台北市立美術館
原美術館