ABOUT REPAIRHow we repair vintage furniture

はじめに

半世紀が経過したヴィンテージ家具のリペアは多岐に渡ります。職人がひとつひとつ丁寧なリペア作業積み上げてゆくことで、もう半世紀使い続けることができます。

下地作り

木材の特徴、最終仕上げを見定め、荒さの違うサンドペーパーを使い分け、木部表面(傷、汚れ、劣化した塗膜面)をサンディング(研磨)。精度の高い下地作りなくして「ハイク・クオリティ」は達成できません。

ベース&トップ仕上げ

下地作り後、木部表面に特殊なオイルを浸透、硬化させます。それを繰り返すことで、突板、無垢材問わず、耐水、耐光、耐退色硬化のある“ベース仕上げ”が出来上がります。最後に”トップ仕上げ”として天然ワックスを撒布し磨き上げれば、「ハイク・クオリティ」独特のしっとりした質感の表面が完成します。

木部補修

可能な限りパーツ、フレームを一度解体し、劣化したボンド除去、ゆるみ・ガタつきの原因などを徹底的に調べます。その後、フレーム再構築し、扉、引出しの動作確認、設置バランスなどを見極めます。家具のライフサイクルが少しでも長くなるように確実な作業を行っています。

張生地の交換

半世紀経過したソファ、椅子は、中材の劣化、生地の磨耗、汚れとダメージが著しいです。座るための道具として本来のパフォーマンスを活かすために、ハイクでは中材交換、張地張替えすることが大前提です。

まとめ

これら一連のリペア作業が完了し、最終チェックを通った家具だけが、「ハイク・クオリティ」としてショップに展示、またウェッブサイトに掲載されます。ヴィンテージ家具は納品日から半年の保証付き。それ以降は有償にて張生地交換、木部のリフレッシュなど承っています。