How we repair vintage furniture

REPAIR

はじめに

半世紀以上経過したヴィンテージ家具のリペアは、木フレームの構造的なゆるみ、ガタツキの調整、ソファの張地張替など多岐にわたりますが、その中でも特に重要なのが木部面の下地作り(研磨)。傷や汚れ以外にも劣化した塗装液が染み込み、表面的な殺菌、除菌、水拭きだけでは取除けません。直接肌に触れる道具(家具)だからこそ慎重な下地作りが不可欠。

下地作り

荒さの違う幾つかのサンドペーパーを使い分け、各木材の特徴や最終仕上げを目定めながら木部面をサンディング(研磨)することで、傷や汚れ劣化した塗装液が除去されます。リペア全体の7割を占める作業ですが、衛生面、今後の耐用年数からみても外すことはできません。精度の高い下地作りなくして「ハイク・クオリティ」は達成できません。

ベース&トップ仕上げ

各木材や最終仕上げに合わせいくつかの特殊なオイルを塗り分けます。それを数回繰り返すことで、耐水、耐退色、耐光効果にある「ベース仕上げ」が構築されます。最後に自然な艶感が演出できる天然ワックスを「トップ仕上げ」として塗り重ねれば、木部面は「ハイク・クオリティ」らしくしっとりした質感の仕上げに。ワイン、お醤油を零されても数時間内に拭き取れば輪染みの心配もなく、また、毎日の水拭きによる耐色もありません。ひと月に一度程度、トップ仕上げのワックスだけをおかけ下さい。尚、ワックスは店頭にて販売しております。

全体の修理

可能な限りフレームを解体し、劣化したボンドの除去、ゆるみ、ガタツキの調整、扉や引出しの動作調整、欠如したツマミの製作、金物パーツ磨きなど、自社のアトリエスタッフ、また専門職人のもと、ひとつひとつのリペア作業を丁寧に積み上げ、後世へと引継げる永続使用な商品に近づけてゆきます。

張生地の交換

半世紀も使われてきたソファや椅子の張生地は、汚れの付着、繊維の破れや解れが著しく、また内部ウレタンは劣化し黄色い粉となって舞落ち、フロアレベル生活するお子様やペットにはまさに脅威。クッションをサポートするバンドは伸びきり、快適なポジションでお座りいただけません。ハイクでは末永くお使いいただく為にもこれらの交換が大前提。ショップではインポート生地を中心とした張生地サンプル、硬さの違う5種類のウレタンをご用意しお好みに応じた交換を行えます。

まとめ

これら一連の作業が完了し「ハイク・クオリティ」としてショップに展示、またウェッブサイトに掲載します。ヴィンテージ家具に関しては、ご納品時から6カ月の保証付き。末永くお使いいただく中で、木部フレーム修理、張生地、ウレタン交換などのアフターフォローも対応しております。ご安心してお使い下さい。